2019年01月01日

2019 あけましておめでとうございます。


 明けましておめでとうございます。

鳳来寺山

 新しい年を迎え皆様のご健康とご多幸をお祈り致します。

鳳来寺山

 旧年は「はずる」に対する情熱が急激に冷めて、改めて距離をおいて眺めると、自分が随分と年をとったなとしみじみ実感した。同時に、優れた商品を生み出すだけではなく良好な企業イメージを維持していくことの大変さも見えた気がした。
 それにしても、キャスト アワーグラスに封入されていた小冊子での間違いやホームページの商品名称違いの度を越えた緩みはどうにかならないものだろうか。小冊子の「キャスト ヘリックス」が「キャスト ハート」、「キャスト ナットケース」が「キャスト ネットケース」、ホームページでは「CAST FLAG」が「CAST FRAG」と紹介されている。

地蔵菩薩胸像

 個人的には、昨年4月からふとしたきっかけで始めた仏像彫刻に励み、慌てず急がずけれども鈍い速度であろうとも歩み続け、飽きずに諦めることなく謙虚に、なお前向きに精進していきたい。限りのない奥の深い世界ながら、今年の目標は一つの大きな階段を登り切ることである。

阿弥陀如来胸像

 本年もよろしくお願い申し上げます。
 

posted by 工房藤棚 at 08:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年07月28日

まるまると まるめまるめよ わが心 まん丸丸く 丸くまん丸。

 
 木喰上人の生誕300年を記念し、「木喰展」が山梨県身延町なかとみ現代工芸美術館で、7月14日から10月21日まで開催されている。

木喰展

 「わが心 にごせばにごる すめばすむ すむもにごるも 心なりけり」。

地蔵菩薩 習作1

 木喰上人は61歳より仏像を彫り始め、80歳で一千体、90歳で二千体の造像を誓願したという。残した数多くの強い個性で独特の微笑みの像は、既存の価値観とは違って枠を突き抜けたものであり、溢れる気力と意欲と迫力に心打たれた。

地蔵菩薩 習作2

 300年は随分と永い時間であろう。当然ながらハズキルーペはなくハイス鋼はなくまともな資料はなく夜の闇は深く長い。されど、人の根っこのところではなっから適わない。

子安観音菩薩 再現

 どこかを鍛え直さないと一生かかっても自分の言葉では言えない。「まるまると まるめまるめよ わが心 まん丸丸く 丸くまん丸」。
 

posted by 工房藤棚 at 13:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仏像彫刻

2018年06月30日

毛利元就も無念、キャスト アローズの4本の矢。

 
 「はずる」の新作キャスト アローズ(CAST ARROWS)が6月30日に発売となっている。今回はAmazon以外の販売店でも無事に発売日に購入できた。

キャスト アローズ

 アローとは矢のことで、ハートの穴に4本の矢が刺さっていて、その矢を外すことを「はずる」。当然ながら1本の矢が抜けたら他の矢は簡単に外すことができる。そして、四本の矢はほぼ同形である。

CAST ARROWS

 その材質は「鉄」。矢もハートも約3mmの鉄板を打ち抜いたもので、それはもうCastPuzzleとは無縁のもの。結局キャストパズルの名称を廃止したことも、このように材料や製造方法をより自由にしたかったという一面もあったのだろうが、その趣に深みを求めるのは無茶である。

はずる キャストアローズ

 ゲームレベルは3であり、難しくはない。そんなことよりも大きなネックはハートの空間の形状だろう。それは誰が見てもこの形ならそれしかないと見当が付くもので、それがまたその通りになってしまうことは余りにも浅く軽くて薄く安易である。試作の初期段階かと疑うほど投げ槍であり洗練とは対極であろう。かろうじてパズルとして成り立っているのは、あることに気が付かなければ操作性は良くないので簡単でないという皮肉であり、僅か紙一重の差である。

ARROWS

 戦国時代の中国地方の雄であった毛利元就の「三矢の教え」は有名である。臨終の時、3人の息子に矢を一本づつ与え「折ってみよ」というと3人とも簡単に折ってしまう。次に三本束にして折らせたが今度は容易にはいかない。「一本の矢なら折れるが、三本束になると折れない。兄弟三人力を合わせるように」と遺言したと皆が知っている教訓である。

hanayama

 三本の矢が折れないのなら四本の矢はより強いかというと、そういうわけにはいかない。団結すれば力となるが一本一本を少し工夫して弱点を探し出せば、所詮は一本の矢である。

CastPuzzle

 パズルには、クリアしてもよく理解できないものがある。外すことより元に戻すほうが困難なものも少なくない。一回できても二度め三度めでも苦労する強者もある。外れる瞬間大きな感動を味わうことができる逸品もある。何度でも何時でも挑戦したくなる秀作がある。されど、そんなパズルは簡単には生まれないものだなとしみじみ4本の矢をじっくりと見た。
 

posted by 工房藤棚 at 13:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle
                                       .
Logo