2025年01月01日

昭和100年 あけましておめでとうございます。


令和七年、2025年 明けましておめでとうございます。

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本年は、昭和で換算すると丁度百年です。昭和に生まれ、昭和を生きた人間にとっては、非常に感慨深いものがあります。

本ブログも、ほとんど更新することもなく、放置状態か!ですが、お陰様で「元気です」。

興味は移ろい、されど、今でも「CastPuzzle」に様々な想いはありますが、YouTubeにも50本以上の動画をアップすることが出来ました。

キャストパズル関連は1本のみですが、是非ご覧頂きたいと、切にお願い致します。

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決して嫌味ではありません。永年のユーザーの素直な感想です。

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それから、最新のショート動画も見てやって下さい。「工房藤棚」や「そうだ!仏像彫刻を始めよう」の検索で観ることが可能だと思います。
更に、殆んどのユーチューブ動画で最後にお願いする「チャンネル登録」をしていただけたら励みになります。これ当事者にとっては、本当に嬉しいのです。正に今言う「承認欲求」です。


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どこに辿り着けば納得するのか、できるのか。更に言えば、何、故に?。何、悲しくて?。そうです、何も悲しくはありません。何も望んではいません。生きているからです。「死ぬまで生きる」しかないからです。

ゴールが明確な「はずる」とは異質ではあるが、面白いとか好きだは、それぞれです。
それの奥は深く、先人の名も無き挑戦者たちさえも躊躇しただろう遙かな道を、無心に、時に夢中になり、微かな光を頼りとして彷徨い続けることのみが、今の自分に出来ることなのでしょう。

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本年も、どうぞよろしくお願いいたします。


posted by 工房藤棚 at 14:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年02月23日

趣味の仏像彫刻の彩り


 昨年の12月初旬から、酷い腰痛となり歩くことも困難になってきた。腰が痛いということは本当に大変で、朝起きるだけで約1時間も四苦八苦して、ようやく立てても今度は座っていることが出来ない。座れなかったら立っているしかないが、意味もなく立っていても疲れるだけである。仕方がないので横になりたいのだが、次に起き上がる自信がない。自然に起きるイメージが湧かないのである。それでも普通に考えて安静にしているしかないだろう。ただ、健康な時に横になっているのと痛みを抱えての安静では、時間の経過に雲泥の差がある。「もしかしたら、もう一生普通に歩くことができないかもしれない」と重い不安が深くよぎる。

工房藤棚

 意を決して接骨院を訪れ治療して頂いた結果、腰痛は画期的に回復した。自分でも信じられない程に見事に復活した。ただ、プロの先生から見たら色々と問題が山積していると言う。ならば、一つづつ解決していくしかない。故に現在でも治療中である。素直な感想は、永年にわたって溜め込んできた歪は、一朝一夕に解消するという訳にはいかないのだなということ。ただ、間違いなく言えることは回復への順調な歩みである。そして、それこそが気分を明るくする所以である。昔から言う。「信じる者は救われる」。

人には馬鹿にされていろ

 趣味の仏像彫刻は暫く休むことにした。そうしたら時間が出来た。何を行うか?色々と片付けて、ふと閃いた。今流行りの動画を作ろう。早速、「YouTube(ユーチューブ)」の「ショート動画」を作った。アプリは無料体験版の「PowerDirector」で、試行錯誤しながら約2日後には最初の「ショート動画」をアップすることができた。「CastPuzzle」や「はずる」のユーザーが「仏像彫刻」に興味を示さないのは重々承知していますが、一度観てやって下さい。「ショート動画」ですから長くても60秒です。違うジャンルを覗いてみると、意外な発見があるのはとても新鮮です。

人生に失敗はない

 それは、「ショート動画」から「仏像彫刻 工房藤棚」と検索したら、タイトル「趣味の仏像彫刻の彩り」で現在は4本アップしています。そうして、良かったら「いいね」や「チャンネル登録」して頂けたら本人の励みになります。それから、慣れてきたら「CastPuzzle」や「はずる」関係の動画も作れたら面白いかなと、淡い期待を抱きながら、図々しくも嬉しい経過を期待しています。

常不軽菩薩



posted by 工房藤棚 at 13:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 仏像彫刻

2023年10月07日

はずる キャスト a&aはレベルに拘るな。

 
 「はずる」の新作「CAST a&a(キャスト エーアンドエー)」が8月に発売になっている。そのLEVEL(難易度)は星二ッである。

はずる キャスト a&a 箱


 はずるシリーズで、難易度が低い品は本当に簡単なものが多い。特にレベル1、2は気を付けないといけない。それを理解して購入するのであれば、一向に構わないのだが、純粋にパズルとして楽しみたい人によっては拍子抜けしガッカリしてしまう。

はずる Cast a&a 箱


 勿論、難しければ難しいほど良いと云うものではないのは当然であるが、愉しめる時間や熱中度を考えると、自ずと期待度は低くなってしまうし、同じような値段であったなら躊躇し手を伸ばし難い。

キャスト エーアンドエー


 されど、a&aはレベル2である。だが、これは「難易度という物差しではずるを選別するべからず!」と強く言える出来映えである。ならば星二ッが不適切かと問われたら、そう評価する人もいるのでしょうと答えたい。

キャスト エーアンドエー


 金色と銀色の似たようなa形で、「ああ、またC環ネ」が人を惑わす。単純で変な挙動のないシンプルさは、低難易度への偏見が加わり手強さに妙に感心するだろう。

キャストパズル


 似たような動きや形は、戻す時にもハードルとなり、かつ、一度クリアできたからといっても、次も同じように悩む可能性を秘めている。それこそがこの星二ッつを侮るなかれと云う所以である。

キャスト倶楽部 a&a


 いやいや、やはり星二ッが適切だと捉える人も少なくはないだろうが、本当に苦戦し悲観している初心者に難解なヒントを。もし、永六輔さんがご存命だったら「エートエーハエー、エーロクダ」。

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posted by 工房藤棚 at 17:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle

2022年11月05日

嗚呼、超辛口のパズルがあってもいいじゃないか!はずる キャスト チューブ。


 はずるの新作キャストパズル「はずる キャスト チューブ(CAST TUBE)」が10月下旬に発売になっている。

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 ゲームレベルは星5コで、かなり難しいことになっているが、そこは評価が分かれるだろう。けれども個人的には、素晴らしいパズルであると断言したい。

はずる キャスト チューブ


 もしも、メーカーがしっかりと腹を括り、更に鋭い形で世に提供していたのであれば、堂々とキャストパズル名品群のトップクラスに輝くこととなった可能性を秘めていた逸材である。
 それは・・・・・。

CAST Tuba


 解が分かっている人が挑戦しても10分以上クリアできない精度。その上に片方はダミー。更にバージョン違いによる逆解法があり、ただし外観に差異は無し。常識的には不思議物体あるいは不可能物体。

キャスト チューブ


 世のパズルで全く同じ外観でありながら難易度を調整できる物は多くは無い。そして解答図を公表しないのは当然であり、メールによる問い合わせにも「特殊な解法であり、パズルは自分で解いてこそパズルです」と素っ気無し。

CastPuzzle


 幸運にはずる。それは狡ではない。簡単に戻るはずる。されど、偶然に再現性はなく、苛つく。二度とあの喜びを迎えることはないだろうと悟った時の底知れぬ絶望感。人は諦めるしかないと知る恨み。あるいは曰く言い難い口惜しさ。そして達観。

キャスト チューブ


 ビールにでさえ辛口があるのだから、パズルに超辛口があってもいいじゃないか。それはパズルが持つ知。それからパズルという遊び。そしてパズルのパズルたる所以。唯一無二の究極へと・・・。

CastPuzzle倶楽部


 中島みゆきが作詞・作曲した名曲「時代」を発表したのが1975年。随分と時は流れ、吉田拓郎は「ah-面白かった」と去って往く。それは残念ではあるが、回り廻って老化し変化し前進していくのは時代だけではない。



posted by 工房藤棚 at 20:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle

2022年03月09日

唯一解でない是非、はずる キャスト プラネット。


 「はずる」の新作キャスト プラネット(CAST PLANET)が2月下旬に発売になっている。プラネットとは惑星のことで、感覚としては土星の方が近い気がする。


キャスト プラネット箱表.JPG


 多数の凸が付いた銀色球体の周りに、色々な大きさの凹が刻まれた金色のリングがはまっていて、それを外すのだが、そのリングが安っぽい。ここにもう少しコストを掛ければ随分と印象が上がると思うのだが残念である。

CAST PLANET箱裏


 今までには無い動きをする迷路系のパズルだが、やはり迷路は迷路に違いなく、深く考えることもなく、やがてスルリと外れた。しかし、予想していた動きではなくこれは意外と佳作かと感心した。分かり易い狙いを見事に外していたからである。

はずるプラネット本体.JPG


 だが、戻し始めて驚いた。リングが無事に球体に納まり少し回転させると又スルリと抜け落ちた。「なんだ、これは」。今度のパターンは凸凹が絶妙に計算された通りの会心の動きである。

キャスト プラネット横方向


 けれども、迷路系に解が2通りあることの是非である。非では無くとも、やはり是ではない。これは狙いか?多分違う気がする。ならばどうする。個人的には予想外のパターンを残した方がパズルとして面白いと考えるのだが。

CastPuzzleプラネット


 初期のロットを手に入れた人は2通りの(もっとある可能性もある)解を見つけて楽しんで欲しい。発売から時間が経ったロットでは、唯一解が実現したか試してもらえば2度美味しいだろう。
 

posted by 工房藤棚 at 20:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle
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