2013年11月10日

 墓穴を掘る。


 みのもんた氏が、31歳になる次男の窃盗事件を切っ掛けに多数の番組を降板して、その記者会見の最後を記者の質問に答える形で、息子に対して「バカヤロー」と叫ぶ演出で締め括った。

コントラスト

 昨日のラジオ番組で、島倉千代子さんの葬儀に参列することに「私のカムバックにふさわしい舞台が揃っているじゃないですか」と宣ったそうである。
 「墓穴を掘る」という言葉を知らないわけではないだろうが、その面は蜂さえ追えなくなっている上に、弱り目は祟り目を連れてくるから用心が必要である。
 

posted by 工房藤棚 at 19:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2013年11月04日

承前・キャストパズル エクア(EQUA)は何故に難しい。

 2008(平成20)年9月発売のキャストパズル エクア(CAST EQUA)の、2回目の記事を書いたのは2009年8月14日であった。 

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 拙ブログ「CastPuzzle倶楽部」を始めたのが2008年6月で、CAST EQUAはパズルショップtoritoで先行発売として、発売日に購入した最初のパズルだったので今でも思い出深い作品である。
 ちなみに、キャスト カルテットやキャスト ヴォルテックスの発売は丁度その直前であり、もし真っ新な初心者の時にリアムタイムにそのパズルたちと巡り合っていたら、CastPuzzleとのつき合い方も違うものとなっていただろうと感慨無量である。

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 キャストパズルは、今年が発売30周年の年ということであり、長く続くということが愛好者に支持されている証であり、目出度いことである。30年前は昭和58年で、薬師丸ひろ子が「探偵物語」をヒットさせた時なので随分と歴史を重ねたことになる。
 その色々なバリエーションのあるシリーズだが、某巨大掲示板では、頻繁に話題になるパズルと、殆ど名前の出てこないものがある。キャスト エクアは前者であり、それを「名品」と讃える意見があるかと思えば「最悪」と貶す人もいる毀誉褒貶の激しい一品である。
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 しかし、CAST EQUAの場合、間違いなく途中で仕様が変更されているので注意が必要である。以前にはCastPuzzleの箱に同包されていた小さなカタログにも『弊社では、より良い製品をお届けするために、常に研究・改良をおこなっております。同一製品の中にも生産ロットにより、多少仕様が異なる場合がありますので、御了承ください』と記載されている通り、同じ物を何年も作っていない可能性が高いのである。
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 キャストパズルには解答図が入っていない。だから、考案者が想定していない解があっても時として許されるだろうし問題があるとは思わない。だが、それはメーカーとしての矜持が許さないのだろうか。特にエクアの場合、様々な動きが可能なので思いもしなかった変化や、想像さえできなかった挙動が見つかったのだろう。
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 そのEQUAは、別解を潰すことを目的として、より難しく操作性が悪い方向へ変更されたと思えた。元々簡単ではなかったパズルが、更にそちらへ向かったから面白いを通り越して「意地悪」と酷評されることにもなった。
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 当然、改良を意図し良かれと行っているのだろうが、必ずしも上手くいくとは限らないのはキャストパズルだけのことではなく、この世の常である。ただ、エクアの場合モダンでスマートで何時でも新しさを感じる雰囲気と、泥臭く決して洗練されているとはいえない解法とのギャップがより増幅されたことを、どう考えるかだろう。
 個人的には、仕組みの発想だけでも傑作と呼ぶに値するものと評価しているが、改良型はせめて難易度を見直した時に総合難易度6とすることが妥当だったと思う。

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 そんなこんなで、最新タイプだろうと期待しAmazon.co.jpにて先月CAST EQUAを購入して、その仕様の変更を実際に自分の手で確かめることにした。
 現在手元にある旧EQUAと新EQUAの大きな違いは色である。それは誰が見ても一目瞭然で、旧EQUAは銀色の鍍金で、新EQUAは艶の深い黒色の鍍金であり、仕上げや品質感も随分上がっていて好感が持てる。

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 外形も明らかに変わっていて「EQUA−HANAYAMA」の刻印のあるC環の切り口付近の膨らみ加減が一番に目が行くが、天体を形作る輪も修正されているので、より話が紛らわしいし、分かりにくさに拍車を掛けている。その上に、形や型を変更した改良と外観色を変えたのが同時なのかも判らない。

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 その結果、前回の記事や写真は現在発売されているエクアには通用しない部分があり、同じCAST EQUAというな名前のパズルでも、実は改良前と後の物が同じ土俵に立っている可能性が十分にある。それが今回の記事を書いた所以で、余計な混乱や誤解が減ることを期待している。そうして、当然ながら上の枠のない4枚の写真は旧EQUAによるものである。
 けれども本人は、その外し方のほうが気に入っている。それが「手品の鮮やかさ如くの方法」と呼んだものであり、「そこまで粘るかの方法」が本来の解だったということである。

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 試しに旧の惑星C環と新天体輪、新惑星C環と旧天体輪の組み合わせでも、両方共組むことも外すことも可能であった。ちなみに旧の惑星C環と旧天体輪=旧エクアでは、全ての辺かは不明だが、ほとんどの辺からそれが可能である。
 新しいエクアはそれが出来るのが一カ所のみであるのなら、いっそのこと旧エクアの別解だけを可能として、工場の組立担当者から苦情が出る程の精度で、キャスト ニューズなどでお馴染みの赤銅色の仕上げを施しバージョン3と明記して発売するのはどうだろう。
 発想の転換であり、惑星と呼ぶC環の組合わせだけでもパズルとして通用するほどの魅力的な素材なのだから、十分検討に値するアイデアではないだろうか。

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 この記事を書くためにネットで、あれやこれや調べてみたが意外とヒントとなる情報が少ないことに気がついた。やはりパズルは自分で散々苦労して成し遂げるのが一番であるし、敢えて変なバイアスを受けないようにすることも、一つの深くて高い見識なんだろうと妙に納得した。
 

posted by 工房藤棚 at 12:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle

2013年11月02日

仕掛屋定吉が仕掛ける「粒選り豆パズル」一粒目は、大阪城大手門不可能継手 閂付。

 仕掛屋定吉とは、CastPuzzleのキャスト ヴォルテックスやキャスト ラディックスなどでお馴染みのAkioYamamoto氏のもう一つの顔である。

大阪城大手門

 その仕掛屋定吉氏が仕掛ける「粒選り豆パズル」の一粒目は、「大阪城大手門不可能継手ー閂付」で、最近パズルショップtoritoより提供されている。

不可能継手−閂付

 継手とは、釘や接着剤を使用しないで木材を繋ぐ技法で、大阪城大手門には不可能継手として有名であり昭和58年にX線撮影により、ようやくその謎が解明された柱継手が存在し、それをパズルとして再現したのが本品である。

柱継手

 右から左から観察すれば、それは確かに不思議な感覚に陥るものであり、パズルそのものであり、それが現在まで生き続け、人を惑わす技術には驚く。

不可能継手

 大ファンのAkioYamamoto氏の作品ということで、早速購入したが実際は本当に「豆」です。けれども8ページの豆本にある通り『アクリル樹脂を削り出して作った確かな品質』を楽しんでいます。

粒選り豆パズル

 仕掛屋定吉実験工房によると、「粒選り豆パズル」の二、三粒目も紹介されている上に、より複雑な仕掛けとなっているようなので大いに期待したい。
 

posted by 工房藤棚 at 07:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | パズル
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