立体キューブも3×3×3から2×2×2へ、それから4×4×4へ、そして5×5×5まで想像以上の順調さでクリアできるようになり次は何が良いかと思案した。キューブ自体は無数といってよい程種類があっても、購入意欲が湧き、完成させることができて、なおかつ楽しめそうだと惹かれる物は意外と少ない。

そんな時、目に留まったのがスキューブ。簡単過ぎないが難しくもなさそうという適当な難易度が予想され、姿はシンプルで嫌味やけれんみがなく斜めのラインも悪くない。
1回の動作で全ての面が影響を受けることと、斜め方向だけに動くことが新鮮であり思ったよりも難しい。けれども一度感覚を掴むと素直に面白い。購入したのはMoYo Skewb(モーユースキューブ)であるが、クリック感のある操作性も快適であり素敵で好きなタイプである。

備忘録としてPDF「スキューブ A4用紙一枚の覚書」を作成したが、これは日暮さんのブログ「Rubik'skewb」を参考とすると同時に図も使わせて頂きお礼を述べると共に感謝致します。
これは唯一の手順といえる「R B' R' B」を駆使して完成まで辿り着ける画期的で衝撃的な解法であり、そのシンプルさには感心しきりである。

Rubik's Cubeでは解法も情報も膨大にあるが、スキューブになると極端に少ない。けれども日暮さんの方法は覚える手順が究極に少なく、本当に誰でも直ぐ覚えることができる優れものであり、その先人の創意と才能と手腕と工夫と幸運に敬意を表したい。