2015年02月25日

 13歳の少年が「殺されるかもしれない」と恐れ、その恐れが現実となる凄惨あるいは不気味。

 
 17や18が集団で人を殺すにはどんな理由が駆り立てたというのか。やはり少年法は間違っている。勢いであろうが用意周到であろうが未成年だからと必然の罪を免れることを前提にしなめ切っている鬼畜は断じて許されない。

石段
 何処に落とし穴があったのか知らないが川崎というところは恐いところだ。川崎が恐ければ横浜も湘南も島根から見たら同じだ。

睨
 被害者の少年の個人情報はこれでもかとに晒け出され加害者の少年らの詳細は腫れ物に触るより臆病な不条理。ゆえに目には目歯には歯しかない。

光
 緩く甘くけじめなく何でもありの理不尽と無念。されど1977年のダッカ事件で福田総理大臣は「一人の生命は地球より重い」と超法規的措置を決断し世間も許したが2015年安倍総理大臣は自称「イスラム国」人質事件で安易な妥協や取引は拒否し世論も受け入れた。

合掌
 13歳の恐怖と慟哭と悲嘆と絶望と苦痛と永遠の怨念は虚し過ぎる。
 

posted by 工房藤棚 at 21:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2015年02月22日

たとえ千円でも物を売るのは難しい。

 
 「MAGIC PUZZLE」という名称で売っていた富士山のキューブ。

富士山キューブ
 外枠が色別になっていて、赤枠が「初日の出」で、白枠は「富士と忍野雪景」。

初日の出
 黄枠は「山中湖の逆さ富士」、「河口湖の桜と富士」は青枠で、橙枠が「秋の河口湖と富士」。

山中湖の逆さ富士
 緑枠が「白糸の滝」で富士山は映っていない。

白糸の滝
 そういうことで枠色はイメージであって配色配置には拘っていない。

河口湖の桜と富士
 キューブ自体と写真のセンスは土産品レベルであり、それは時代と共に魅力ある商品を作ることは容易でないことを教えている。
 

posted by 工房藤棚 at 10:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | パズル

2015年02月18日

 本当の悪と世間の常識と。

 
 『外れ馬券購入費は「経費」 最高裁、確定へ』は、競馬予想ソフトを使って約28億7千万円を投じて30億円余りの払戻金を得ていた元会社員の脱税事件で、外れ馬券を「経費」と認めて脱税額を大幅に減額した一、二審判決が確定する見通しとなったと報道された。

諏訪大社1
 検察は、競馬で30億円手にした男を、税務申告しないで約5億7千万円の納付をのがれたとして所得税法違反で起訴していたのだが、本気だったとしたらズレ加減が凄過ぎぎて怖いし洒落だったら話にもならない。

諏訪大社2
 色々と理屈はつくのだろうが、国が認めたギャンブルで収支1億3千万円の黒字の個人に、当たり馬券の購入費だけを経費とする論理で6億円弱の税金を誤魔化したとして成敗し牢屋に放り込もうとする感性が全く理解できない。

諏訪大社3
 汗水流して稼ぐ姿とは程遠い独自の競馬予想ソフトを操る男を世間の人が誉めるとも思わない。しかし、検察にとっちめて欲しい本当の悪者は、もっと違う形と意識を秘めたものである。
 

posted by 工房藤棚 at 20:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2015年02月14日

rotringトリオペン ブラックの赤いリング。

 
 ロットリングの2色ボールペン+シャープペンのトリオペン(SO502710)を購入した。ブラックとシルバーがあるのだが、rotringの赤い輪には黒が似合うと思い艶消しの黒色とした。ニコンの一眼レフのイメージである。

ロットリング トリオペン ブラック1
 最近の買い物はAmazonが多い。一番は基本送料無料だからなのだが、カスタマーレビューの評判が良くても悪くても参考になるし、その星の数の多い商品は間違いが少ないのは確かだろう。
 毎日使うある程度格好が好くて使い勝手が優れているペンを探していたのだが、レビューでも結構評価が高かったこと、それから、使いたいペンをそのマークを上にして上部のボタンをノックして出す機構と、クリップ上部がペンを戻すスイッチとなっていることがポイントとなった。

ロットリング トリオペン ブラック2
 長く使っているとクリップ廻りが弱くなってきたり破損することが多いのだが、このペンはそこが理由ある可動式になっているので必要十分な強度を備えているだろうと期待した。レビューにもそこが悪いというものはなかったし手にした感じも悪くない。
 クリップを開くことによりペンを収納するというのは非常に合理的で優れたアイデアである。他には見たことがないので高い信頼性を備えつつ安く作るのはかなり難しいのだろうしパテントも絡むのか。

ロットリング トリオペン ブラック3
 材質は金属ではあるが真鍮(しんちゅう)なので想像していたよりずっと軽い。結構重量感があるような意見が多かったが個人的には全く問題ない重さであり、もっと重くてもいい。太さも10mmなので当然細いタイプではあるが細過ぎることもなく程良い案配である。

ロットリング トリオペン ブラック4
 一つ気になったのは、ペンを出していない時のノックボタンの長さというか出っ張りである。それはペン上下の動作長であり、ペン収納時には素早く戻るノックボタンのキャップも余裕の長さとなっているのだろうからよしとしよう。

ロットリング トリオペン ブラック5
 シンプルながら全体から醸し出す機能美と上品な雰囲気こそがメーカーの狙いだろうし、それをさりげなく実現しているのがドイツの製図用筆記具会社の実力なんだろう。
 

posted by 工房藤棚 at 09:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年02月11日

HanayamaのWOODY STYLEの気になる木。

 
 「WOODY STYLE」はCastPuzzleでお馴染みのハナヤマの木製パズルシリーズである。私がキャストパズルに興味を持った時には、もう存在していたことを知っているから派手ではないが歴史と味のあるパズル群である。

ボールピラミッド
 最初に購入したのは、随分昔のことで「ボールピラミッド」か「ペントミノ」だっただろう。ボールピラミッドは噂通り簡単だが、何かの拍子に触りたくなる愛着のわく不思議なパズルでインテリアとしてもお洒落である。

WOODY STYLE1
 今回手に入れたのは「ログインボックス」で、そのパズル創作者を見て驚いた。なんとCastPuzzleの新作CAST KEYHOLE(キャスト キーホール)の作者であるVesa Timonen(ヴェサ・ティモネン)氏であった。新しいキャストパズルのなかではお好みのCAST CYLINDER(キャスト シリンダー)も彼の手によるものである。

ログインボックス
 ケースの中に4種×2本=8本のブナ材のログ(丸太)を収めるもので、パズルとしてではなく作業として指示されたら10分もしないで「無理です」と答えたくなる困難さだろう。ただし、それは粘り続ける意欲を失わせるものではなく、心好く好奇心をくすぐる試行錯誤である。

LOGS IN BOX
 問題は箱に書かれた「解答は1通りしかありません」である。当然入りそうもないものを入れるのだから余裕で入るわけがないのは分かるのだが、その加減がスッキリしないのである。正解はこれ以外にないだろうと見当はつくが、それの組合せは唯一無二ではない。絶妙ではなく微妙な納まり具合が気になる木であるLOGS IN BOXであった。
 

posted by 工房藤棚 at 14:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | パズル
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