ロットリングの2色ボールペン+シャープペンのトリオペン(SO502710)を購入した。ブラックとシルバーがあるのだが、rotringの赤い輪には黒が似合うと思い艶消しの黒色とした。ニコンの一眼レフのイメージである。

最近の買い物はAmazonが多い。一番は基本送料無料だからなのだが、カスタマーレビューの評判が良くても悪くても参考になるし、その星の数の多い商品は間違いが少ないのは確かだろう。
毎日使うある程度格好が好くて使い勝手が優れているペンを探していたのだが、レビューでも結構評価が高かったこと、それから、使いたいペンをそのマークを上にして上部のボタンをノックして出す機構と、クリップ上部がペンを戻すスイッチとなっていることがポイントとなった。

長く使っているとクリップ廻りが弱くなってきたり破損することが多いのだが、このペンはそこが理由ある可動式になっているので必要十分な強度を備えているだろうと期待した。レビューにもそこが悪いというものはなかったし手にした感じも悪くない。
クリップを開くことによりペンを収納するというのは非常に合理的で優れたアイデアである。他には見たことがないので高い信頼性を備えつつ安く作るのはかなり難しいのだろうしパテントも絡むのか。

材質は金属ではあるが真鍮(しんちゅう)なので想像していたよりずっと軽い。結構重量感があるような意見が多かったが個人的には全く問題ない重さであり、もっと重くてもいい。太さも10mmなので当然細いタイプではあるが細過ぎることもなく程良い案配である。

一つ気になったのは、ペンを出していない時のノックボタンの長さというか出っ張りである。それはペン上下の動作長であり、ペン収納時には素早く戻るノックボタンのキャップも余裕の長さとなっているのだろうからよしとしよう。

シンプルながら全体から醸し出す機能美と上品な雰囲気こそがメーカーの狙いだろうし、それをさりげなく実現しているのがドイツの製図用筆記具会社の実力なんだろう。
posted by 工房藤棚 at 09:53
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日記