2015年06月05日

なんでも「旨い」「美味しい」の軽薄と驕り。

 
 テレビの食べ物の番組で連発される「旨い」。
 何を食べても「美味しい」。

薔薇1
 昔、貧乏人でも手を出さなかった食い物が、今、芸人曰く「うまい!」。
 昨日はあんなにも小さな生サクラエビを一匹口に入れた瞬間「こんなオイシイものは初めてです」ときた。

薔薇2
 次は決まって「甘い」が続き「柔らかい」と驚く。食い散らかした丼の底を映して完食と喚き、あるいは、あれ程褒めた料理を大量に残して店を後にする。

薔薇3
 その語彙の貧困と軽薄さは、楽しさとか驚きとか新鮮さとか、まして喜びや感激や感動は全く伝わらない。それは独創とは無縁であり虚ろで上手くない。
 

posted by 工房藤棚 at 20:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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