2016年03月09日

 死人に口なし。

 
 広島県の町立中学校で中学3年生が自殺した事件は、教員や公務員の緊張感の欠如が露わになり、遺族の悔しさと怒り、やり切れなさを想うと切なくて虚しい。死という究極の抗議が一時は闇に葬む去られようとしていた。

椿
 今、報道されているのは学校側からの情報である。それでも言語道断のレベルであるから、実際の現場は凄まじいことになっていたのだろう。大体、面談が廊下の立ち話である。「万引き」の有無を立ち話でする無頓着、無責任、無自覚、無気力、無能が今教育の世界では普通で悲しい実態か。

梅
 彼の無念の死は昨年の12月である。自殺について伏せていたのは「同級生の動揺を避けてほしいと遺族から要望があった」も勝手な解釈であろう。それから、随分と非礼を尽くしたのだろう。死人には口がないことにつけ込んで。

焼津神社
 せめて担当教諭をはじめ関係者の面を晒し、言い訳なり謝罪なり己(おのれ)の言葉で自己都合の理屈を説明させよう。我々は、自分の教え子が自死したというのに他人事で凡庸な表情に衝撃を受け腰を抜かすだろう。
 

posted by 工房藤棚 at 20:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2016年03月04日

喧嘩両成敗。

 
 喧嘩両成敗というより、喧嘩は同じレベルでしか成り立たないのだなと妙に納得した。

清水寺
 最近のYAHOO!ニュースは、NEWSではない。何故、ここまで劣化するのか理由を知っているがそれはさておいて。

清水寺
 それによると、東国原英夫氏が上西小百合議員との”直接対決”は「最低な討論だった」と述べているらしいが、当然だろう。下種と下衆では下司な結果となる。こんなもんにニュース価値を認める感性には恐れ入る。

清水寺
 これがYAHOO!ニュース品質。狂った規矩準縄。ただただ無駄。悲しいかな落日は近い。
 

posted by 工房藤棚 at 22:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年03月03日

蕗の薹(フキノトウ)。

 
 フキはキク科フキ属の多年草である。
 吉田拓郎のアルバム『午前中に…』に「フキの唄」があり、フキが好きで毎日でも食べたくなると歌う。確かに野趣があり大人の味でたまには悪くない。

梅
 民主党と維新の党が合流するにあたって、新しい党名の案を募集するらしい。民主党の赤松氏は「密室で新しい党名を決めるのはよくないので」と言っていると報道されているが、無能もここに極まりである。
 維新の党の江田前代表は「国民に開かれた政党にしたいという意味を込めて、広く国民の意見やアイデアを募集したい」と述べたそうだ。理念も信念も意欲も、増してや躍動感や高揚感が皆無なのが凄い。

椿
 私なら「不起の党」か「民主自由党」だな。
 

posted by 工房藤棚 at 20:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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