2014年09月07日

パーカー5TH インジェニュイティは新世代の筆記具か。

 
 5世代の高級筆記具と説明されている「PAPKER 5TH」が手に入った。パーカーといえば、あのクリップに矢羽を模したデザインが有名な老舗で、『従来の筆記モードが抱えていた課題を解決し、新たな筆記体験を実現するのが「パーカー5thテクノロジー」です』とあり期待はいやが上にも高まる。

PAPKER 5TH
 従来の筆記モードとは、万年筆、ボールペン、ローラーボール、ペンシルとのことだが、これらは適材適所で使用されているので、それはそれで存在価値はある。

PAPKER 5TH
 一番気になる『撫でるように滑らか、そして自分だけの書き味に』は、確かである。変な癖や引っかかりは一切ない。それは、リフィール(換芯)式のインクとペン先のチップの柔らかさと本体のフード部との絶妙なバランスがもたらすものだろう。『ペン先のチップは、使うごとに書き手の筆記角度に合った形状に馴染みます』は、自分好みに道具を育てていく過程が楽しみであり、より愛着も湧くのである。

パーカーペン先
 『リフィール交換が簡単で手間いらず』も当然であるが、それは前の『自分だけの書き味に』がリセットされることも意味する。そしてリフィールの値段が一本約千円弱するのもパーカーのパーカーたる所以で、そこに価値を認めるかが長く大切にするか否かの分かれ目になるのかもしれない。

パーカーペン先
 『書いた後のインク掠れを防止』も、高いポイントであり、鮮やかな発色とボールペンやサインペンとは一味違った筆跡は、今の時代に却ってお洒落である。
 特殊なペン先構造とリフィールのベンチ穴により、インクのドライアップを防ぐ『一晩キャップオフしても、インクの蒸発からペン先を保護』する技術も新世代の筆記具と呼ぶにふさわしいものであろう。

パーカーペン先
 商品名の「インジェニュイティ(INGENUITY)」とは、創意あふれるアイデア、発明品との意であるらしい。古く歴史のある会社が、新しく今までになかったものを創り出していく。たとえそれにより今までのものが陳腐になっても、時代の先を走り続けなければならないのは当然のことだろう。

PAPKER 5TH
 必要十分な重量感と、安物では絶対に醸し出さない雰囲気と、万年筆に似た時代に流されない外観は男の持つ道具として十分魅力的である。しかし、自分で購入するには躊躇せざるを得ない価格は、逆に言えば文具好きの人へのかなり奮発したプレゼントとして最適である。
 

posted by 工房藤棚 at 19:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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