2010年02月03日

JR東海、東海道新幹線の事故の衝撃。

 
 「肝を潰す」とは、今回の東海道新幹線の架線が切れ、約3時間半にわたって停電した事故の原因を聞いた多くの人たち実感だろう。

光


 パンダグラフの「舟体」と呼ばれる部品に不具合が見つかったため交換した時に、4本あるボルトを4本とも付け忘れたと報道されている。
 自動車で言えば、タイヤがパンクしたのでタイヤを交換した時に、そのナットを全て取り付け忘れ、そのタイヤが外れて事故を起こしましたということだろう。

 タイヤだって、ナットを外さなければ交換できない。その「舟体」と呼ばれる物も、ボルトを外さなければ交換できるわけがない。
 それを、専門家であるJRの修理担当者3人で行って、あり得ない事故を起こしている。

 パンダグラフの修理は「イレギュラー」だったと報じられているが、こんな作業結果にレギュラーもイレギュラーもない。ボルトを元通りに付ければ済む話だ。
 本当に怖いのは、「人は間違いを起こす生き物だ」を前提に、諸々の対策なり、チェック体制を築いてきた筈なのに、現実にこんな重大な事故が起きてしまったことである。

桃色


 その新聞記事『会社側の調査に3人は当初ミスを否定したが、ボルトが走行中に抜けた形跡がないことをなどを指摘されると、付け忘れを認めたという。』にも、気が沈む。
 一体、取り外した4本のボルトは何処へいってしまったのか。
 「舟体」の重さ12Kg。時速200キロで走る新幹線の電気を受け取る部品。それを留めるボルトは半端な大きさではないだろうに。

 事故の経緯を説明した担当課長のコメントも呑気過ぎる。それは「今後、部品の数量管理を徹底することで再発は防げる」。
 このレベルの認識では、危ない。それはテクニカルな問題だけではない。ボルトは付いていても緩んでいる。

華


 「マンネリに陥らない」。 
 「気を入れる」。
 「気を配る」。
 当たり前のことだが、肝に銘じたい。
 

posted by 工房藤棚 at 20:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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