ずっしりとして存在感充分の「キャスト スパイラル(CAST SPIRAL)」は、2003年(平成15年)6月発売で、もうキャストパズル界の重鎮と呼んでもよい雰囲気があるが、似たサイズの「CAST NEWS」の一ヶ月後輩である。
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ゲームレベルは5であり、ハナヤマの評価としては「難しい」とされている。確かに簡単ではない。それはパッケージの説明文の「無理な力は加えないでほしい」をどう捉えるかにかかっているような気もする。
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似たもの同士の5個のピースが螺旋階段のように絡み合い、外れる予感は全くしない。まさに思考もスパイラルである。
だが、各々のピースの挙動が微妙に違うことは大きなヒントだろうと理解できる。
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パズルなのだから「無理な力」は禁物であるのは当然だが、華奢なガラス細工でないことも事実である。そこは何処か。
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無事、外すことができても更なる困難な「元に戻す」ことが待ち受けている。冷静に外し、そのまま逆の手順を行えば難しくはない。ただ、それでは愉しみではなく作業となってしまうじゃないか。
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けれども、理屈は分かるのだから、組合せは力づくでどうにでもなる。当然「無理な力」は加えない力づくである。ただ、上手く収めるには閃きが必要である。そこは何処か。
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ジグゾーパズルのような凸と凹で一周し、それをパズルとしたセンスと造形に感嘆し、その金属の塊の重量感と手応えを堪能したら文鎮としてご利用下さい。
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