キャストパズルに限らず、クリアする喜びは格別である。ただ、何事も一生懸命行えば必ず目標を達成できるわけではない。無情は常です。
CastPuzzleを発売している株式会社ハナヤマは、リーフレットの(使用上のご注意)にて『・パズルを解く”楽しみ”と”苦しみ”を、充分に味わっていただくため、解答図は入れておりません。ぜひ、自力で解答を見つけていただき、本当の”感動”を味わって下さい。』としている。
「好きこそ物の上手なれ」や「好きは上手の元」とはよく言われる。
趣味やパズルも同じで、やはりそれに夢中になれる人、熱中できる人、飽きない人、粘れる人は上達が早い。相性が良いのである。
ただ「下手の横好き」という諺もある。生憎、好きなだけでは思う程伸びない、という悲しい現実はよくある。
皮肉な見方をすれば「好かぬは得せぬ唐名」であり、それは当然と言えば当然である。
しかし「好く道より破る」も含蓄のある言葉で、調子に乗り過ぎると、かえって旨くいかないこともあると戒めている。
キャストパズルに夢中になりかけの頃、どうしてもクリアできず、また、そのきっかけさえ全く見当がつかないパズルがあった。
遂に我慢できずに、禁断の解き方をネットで見て、重く強く深く後悔した。そうして、パズルとは自分で解いてこそ価値があるのだと、身に染みて学習した。
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それから、外すことだけできたパズルは当然として、外すことさえできないパズルもある。それは、それで仕方がないと考えていた。何時か辿り着く機会があるだろうと思っていた。
ただ、難しいものは何時やっても難しいのは事実である。残念ながらチャンスは向こうからやってこない。
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そこで「キャスト エニグマ(CAST ENIGMA)」。本当に強敵である。ゲームレベルは当然の6。
キャストパズル難易度ベスト3を問えば、誰もがその一角に加えるという傑作で人気も高い。
外すのが困難なのは当然として、戻すのはそれに輪をかけて何倍も厳しい。エニグマ(謎)を越えてマジック(手品)レベルだろう。
エニグマが何個売れたか知らないが、一体どれほどクリアされずに放置されているのだろう。その上、外されたまま元に戻らないエニグマの数は尋常ではないだろう。
ただ、クリアが叶わない”苦しみ”を、最後の”感動”に繋げる為にはどうしたらいいのだろうか。
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本当に難解なパズルは勿論、自分のレベルを遙かに越えた物や、途方にくれて投げ出しそうな品でも解答を見ることは我慢して、了としない。
その潔癖さは、本道を歩むものだろうが、逆にそれは硬直した狭さとなり「過ぎたるは猶及ばざるが如し」となっていないだろうか。
色々な考えかたはあるだろう。が、解いてこそわかる魅力がある。解放してこそ理解できる驚きもある。戻してこそ感動する仕掛けもある。
特に変な拘りがなければ、適当な所でヒントを探ってみることや、解き方を確認することは、楽しみ方の一つだという考えもあり、一概に否定する必要もないだろう。
その適当な所の見極めは微妙だが、新鮮で甘いはずの葡萄が酸っぱくなる寸前か。
ただ、決して解答を見てはいけないパズルもある。俗に言うギミックだけが命というもの。
ゲームレベル6では、後悔しない順に「QUARTET>ENIGMA>CHAIN>ELK>NUTCASE>NEWS」あたりが妥当だろう。特に、下二つは警告レベルです。SQUAREはご勝手に。
いや、いや、エニグマは絶対自力で解くという強者にはヒントを。
上りでも下りでも一休み処のスケッチと、格言「継続は力也」。
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解く時は必死で解いたので
組み方の記憶が無く
イラストを参考にさせて頂きました
最後の6状の二つはギリギリの場所があり
ほんの少し力を入れなければ潜らない場所が有りましたが
正しかったのだろうか・・・・
有難う御座いました
また、挑戦してみます。