2011年10月06日

 触らぬ神に祟り無し@日本航空。

 
 日本航空が、静岡県に対して約1億5千万円の運航支援金の支払いを求めていた裁判が、和解ということで決着しそうである。

昨日の富士山


 静岡県は「日本航空の行為は、信義則違反であり、県に運航支援金の支払義務はない」と支払を拒否していた。
 それが「県民だより 10月号」によると、和解勧告が「本県のこれまでの主張を裁判所が認めたものであること」として、和解勧告を受け入れることとしたそうだ。

花


 県の主張が認められたであれば喜ばしいから、日本航空にとっては残念な結果だろう。だから、県が支払う和解金が約300万円かと思ったら、それは減額する金額とある。
 それにひきかえ、県が支払う金額が約150,000,000円。
 おい、おい、大丈夫か。
 ものは言いようとは言うが、程度があるだろう。それにしても、どこからくるのか、このふっ飛んだ規矩準縄。

花


 絶望的に往生際が悪い。
 ほぼ完敗の和解案を受け入れて、「県民だより」にでさえ屁理屈を書く。
 「支払い義務がない」主張が「ほぼ日本航空の請求通りの額」を支払うことで和解し、それでも「県のこれまでの主張が認められた」とする。それは、誰に聞いてもその理屈が理解できないと不審がる。
 それより笑ったのは、その「県民だより」での〔裁判所の和解勧告の内容〕の『・県と日本航空は、今後とも相互に理解を深め、静岡空港の発展に向けて協力に努めるものとする。』とさ。

花


 そして知っている。
 県が、かって約八千万円を使って、搭乗率保証金を支払うよりはマシと利用促進策を実施し、湯水の如く税金を浪費したことを。
 そして解っている。
 日本航空が、これ以上「触らぬ神に祟り無し」と、淡々と和解案を受け入れることを。
 そして悟っている。
 一度失った信頼関係は、簡単に修復できるわけがないことを。
  
夕焼け


 刃物より権力じゃないか。持たせてはいけないものは。
 

posted by 工房藤棚 at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言
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