2011年10月29日

中国からカナダ、日本へと海を渡ったキャスト メダリオン。

 
 カナダのPuzzle Master社から「Medallion(メダリオン)」を手に入れた。
 現在、HANAYAMAが実施しているキャストパズル2枚のバーコードで当たる「選べる!魅力の時間プレゼントキャンペーン」の景品の目玉である「キャスト メダリオン」と同じもので、レザーエッチングの違いがあるという。

メダリオン


 キャストパズルオフィシャルサイトcastpuzzle.netのtwitterで、日本国内では発売はしないが、ベルギーのEureka!社とカナダのPuzzle Master社では発売すると告知していたものである。
 そのヨーロッパ版は、toritoで限定版キャストパズル メイズメダル(MAZE MEDAL)として、限定20個発売された。その時はすでにPuzzle Master社に発注していたのだが、名前が違うのでメールを見た直後に注文してみたのだが、当然の如く売り切れであった。

メダリオン


 確かに、レザーエッチングの違いがあり、Medallionは「Puzzle Master」であり、キャスト メダリオンはハナヤマのマークとなっている。「CAST RINGU(リングU)」のあのマークである。
 ただ、違いはエッチングだけなので、日本国内では発売されないキャスト メダリオンが当たる300人は幸運である。

メダリオン


 そのメダリオンは、作がオスカー・ファン・デフェンター氏であり期待は高まる。オスカー氏は、「CAST CHAIN(チェーン)」、「CAST NUTCASE(ナットケース)」や「CAST O’GEAR(オーギア)」、「CAST DUET(デュエット)」など多数の名品を生み出している。
 「CAST L’OEUF(レフ)」も同氏の作品であり、メダリオンは完全にその流れを汲むものであるが、その仕掛けはより洗練されていて、謎は更に深く、操作性は段違いに良い。

メダリオンとレフ


 Puzzle Master社によるLevelは8となっているが、「CAST MARBLE(マーブル)」も同じく8なので、HANAYAMA基準ではゲームレベル4となり絶妙なところだろう。
 迷路系は、どちらかと言うと苦手なので心配したが、何故これがパズルとして成り立つのか感心しきりである。そして、如何なる理由があるとしてもCastPuzzleシリーズとして日本で発売しないのは不思議で仕方がないし、残念でもある。

Medallion


 キャスト レフにあった力加減の難しさと、壊してしまう心配は全くない。しばらく動かしていて、「そういうことか」と理屈に気がつけば、後は推理通りの道を探し出す快感がある。当然その道は一筋縄でなく程良い困難さで挑戦する者たちを待ち受けている。
 

posted by 工房藤棚 at 21:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle
この記事へのコメント
はじめまして。いつも読んでいます。

先日私のほうに「キャストメダリオン」が届きました。
Hanayamaのキャンペーンできました。嬉しかったです。
封筒で届き、「貴殿が当選いたしました」という紙面と景品のキャストメダリオンが金色の包みに入っていました。
銀に「Hanayama」金版にハナヤマのロゴが刷ってありました。


パズルとしてはとても良作ですね。
しかし、以前のものと似たようなトリックであり、見た目も一般受けしないようなものとおもいます。


そこでハナヤマは商品にせずに景品で使おう、というところがハナヤマらしいというか好感を覚える会社と思います。
NOBさんがその基盤を作ったのでしょうか。
私はよく分かりませんがハナヤマはとてもいい会社だと思います。

このキャンペーンに当たったからこんなこと言ってるだけかもしれませんが(笑


では長文失礼しました。
Posted by しるびあ at 2011年11月25日 22:10
 しるびあさん、コメントありがとうございます。

 実は、私にも昨日メダリオンがやってきました。半分諦めていたのでよかったです。

 幸運は連鎖します。ただ、その逆も真なりです。だから、この良い勢いの女神の前髪をしっかりとは離さないようにと。
Posted by 工房藤棚 at 2011年11月26日 11:25
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