キャスト オーギアとキャスト キュービー(CAST CUBY)は、以前は両者ともゲームレベル3であったが、今回の見直しでキュービーは総合難易度4となった。ひらめき指数は3で論理指数が4であり、確かにオーギアより遙かに難しかったから、妥当な修正だろう。
勝手に箱三兄弟と呼んでいるキュービー、オーギア、キャスト ボックスは、それぞれ総合難易度4、3、2に別れたので、これからは長男、次男、三男と記憶したい。長男、次男の親はお馴染みのオスカー氏である。
キュービーのシンボル漢字は「宙」で、銀色の四角い宇宙を金色の箱船が脱出を試みているイメージか。動きは直線に、あるいは直角に。ただ全て自由に動けるわけはなく、彷徨い続けるうちに本当に迷える宇宙船の気分となる。
よく見るとゴールの顔もどきの隣にあるのが脱出口である。ただ、当然「近いほど遠い」の常でそれは容易な道ではない。その動きが面白いので飽きさせなくて縦横無尽、東奔西走、一心不乱、臨機応変はいいのだが、仕舞いには自縄自縛、一進一退で一朝一夕にはいかないと悟ることになる。
作者であるオスカー氏の作品はどれも斬新で、これは迷路系が苦手な人も、その意識を変える可能性が十分にある立体迷路であり、新境地を開くためにも挑戦する価値は十分にあるだろう。
キャスト キュービーの四角の箱は一面が蓋をする形になっているのだが、それが突然外れた。私のキャストパズルでは唯一の不具合である。それは上下左右対称ではなく、2種類の入れ方がある。パズルなのでどちらでも良いわけがなく、途惑いが倍加した。
正しい取付位置は顔面を上にすると下面が蓋で、顔面の左右一対の刻みが下側にあると考えると、蓋面のそれは上側となります。
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