2012年12月24日

金属製パズルの醍醐味キャスト オーギア。

 
 キャストパズル初期の作品に多かった銅色の下地を残しながら黒色の処理を施したキャスト オーギア(CAST O'GEAR)は作者がかのオスカー氏であり、三次元迷路は氏の得意ジャンルでもある。

キャスト オーギア1


 同じような仕上げのキャスト A.B.C、キャスト キー、キャスト フラグが引退してしまった今、現役はキャスト スターとキャスト ニューズとの3品だけか。独特の金属臭は微妙であるが、渋い趣きがいい雰囲気を醸し出していたので残念である。

CAST O'GERA2


 オーギアの箱自体は普通のサイズであるが、5角形のギアはかなり大きい。そのギアが立方体の刻みを利用して平面の歯車となって回転し、方向転回する。ただ、どの面も移動できるわけではなく、角を落としてある箇所のみギアが噛み合い、向きを変えるのも方向に制限がある。

3


 星形の摩訶不思議なギアの中心の図柄は、実はHANAYAMAの会社のマークであり、それはキャスト リングUの飾りも同様である。今の時代この感性が受け入れられるかは疑問符が付くと思うので、今後は貴重なものとなるかもしれない。

4


 オーギアの魅力の全ては、このギアの動きのメカニカル感と操作感である。ギアは移動の途中は立方体と噛み合い外れることはない。であれば、どのように外すかとなるがギアにも箱の刻みにも細工がしてあり「成る程」と納得する。ただ、そこにはまたダミーが仕掛けられているので安心は禁物である。

CastPuzzle5


 キャストパズルは多種多様で、迷路系も多数ある。仕掛けやトリック、アイデアも様々で、驚かされたり感心したり唸ることは沢山あるが、動きを楽しむ、動かすこと自体が楽しめるのはこのオーギアが随一であろう。総合難易度3、ひらめき指数2、論理指数3と丁度良い難しさが示す通り金属製パズル独特の魅力でずっしりなのである。
 

posted by 工房藤棚 at 08:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle
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