2012年12月28日

金属で編み上げた如く絡まるキャスト コースター。

 
 キャスト キーやキャスト キーUといっても鍵としては使えないのは当然として、キャスト リングやキャスト リングUと呼んでも指輪として使用することはできない。そんなパズルの中で唯一実用可能なパズルがキャスト コースター(CAST COASTER)である。

キャスト コースター1


 外すのが難しくて、また元に戻すのが基本のキャストパズルでは異色である「まずはバラしてから元に戻す」復元型であり、リング、リングUとの三部作である。銀色の三つのパーツの形状は同じであるが、変則的に多数の凹みがあり、バラしても別々になることはない。それは意外に大きく結構見栄えのするものである。

CAST COASTER2


 その「まずはバラす」が固くて堅い。リングや特にリングUはその形を維持するのが大変だが、コースターはバラすにもコツがいる。少しの力と上手い押し所を探さないと外せない。それと同時に外した瞬間を覚えておこうとしても、意外やそれは一瞬である。そうしてバラバラになった三つのパーツを前にして途方に暮れる。

3


 分かってしまえば極端に難しいわけではないが、総合難易度4、ひらめき指数4、論理指数4は伊達ではない。特に、この復元型と迷路型は、好き嫌いや得意か苦手がはっきりしているようで、後者の私にとってそれは楽しみと苦役との境を行ったり来たりである。閉じた3本の輪なので組合せの問題であることは十分理解できるし、コースターの場合は平面的な操作だけなので試行錯誤していれば段々とクリアに近づいてくるはずなのに、その気配は全くない。それは作業と呼ぶものとなり遊んでいて楽しい気分とはほど遠く投げ出したくなるのだ。

4


 そんなわけで、コースターをはじめリングもリングUもバラしたまま元に戻すことはできなかった。随分時間が経ってから、違った脳を使うことも必要だろうし、苦手意識を克服しないとスッキリしないままなので心機一転新たな気持ちでに取り組んだがやはり容易ではない。あとはただ意地のみである。全品クリアするのだという強い意志のみが道を拓く。

CastPuzzle5


 ただ、継続すれば上達するもので、ひらめきの感性は磨かれ、モヤモヤしていた頭も整理され、段々と最終の形が見えるようになってくる。やはり、どれだけ飽きないで興味を持ち続けることができるかが勝負なんだろう。それからはとんとん拍子で、ようやく完成したコースターは、編み上げた如く強く噛み合い見事な銀色の輝きを放っていた。それをきっかけにリングUは勿論のことリングも無事に元の形に納まり、今では次の復元型パズルの発売をも待っている自分がいる。
 

posted by 工房藤棚 at 21:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle
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