キャスト ハート(CAST HEART)は、キャストパズルとしては極めて異質である。それより何よりキャストパズルである必要があるかさえ問われる。
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鎖を使うことで成り立つパズルとしては、他にキャスト ホースとキャスト ダブルユーがある。それは仕掛けが鮮やかだが、ハートにはその華やかさはない。
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総合難易度4、ひらめき指数4、論理指数4は簡単でないことを示している。そして、ハート以降鎖を使ったCastPuzzleを発売していないのはHANAYAMAの高い見識だと言えるのだろう。
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外して、即、戻してでは分からないが、形の裏表での紛れの要素はある。だから、外した状態のハートを渡して組むように求めたら、それを難無くこなせる人は少ないだろう。
また、外すことはできたが元に戻せない人も稀ではないだろう。戻すことが難しいパズルの典型であり、鎖をガチャガチャすることに抵抗がない人でなければ絡み合った鎖は永遠にほどけない謎となりうる。その上絶えず元の状態がわかるものが無いと、何をしたいのかわからなくなるのも辛い。
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そこにいることが、そこにあることに価値がある人や物がある。それとは反対に、それがあるだけて引いてしまうものがあり、その人のために雰囲気を壊している集団もある。その場その場に、しっくりと馴染むことは望まれる姿であり、そのように努めるのは自然な流れであり当然のことでもある。
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これを楽しめないと負け惜しみを述べても仕方ないが、全てが好みでないのは当然のことである。であれば声を上げる必要もなく、ただ今年の干支にちなんで蛇足であるのを承知で記した。
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