キャストパズル コイルは元々2つの組み方が出来るパズルとして開発されたもので、どちらも完成時には磁石でホールドされるようになっていたということである。
Cast化するにあたり磁石が省かれたことによりSecondGoalはきちんとホールドされないこともあり正式なGoalとはされていない。
その磁石が省かれた代わりに、小さな突起と溝により固定されている。だが、その兼ね合いが微妙で最初の一歩が最難関だったとなる危険も秘めていて、精度と感性の絶妙なバランスが必要となる。また、遊び慣れると摩耗と慣れにより適度な手応え感が失われる可能性もあり中々簡単ではない。
また、作者のEdi Nagata氏がオーナーのパズラボで購入すると添付されていた「Cast Coil Second Goal〜もうひとつの組み方〜」の第二のゴールも、磁石がないから固定できない中途半端な形であるので、達成しても「めでたさも中ぐらいなり別の解」である。
キャスト コイルも発売されて随分時間が経ったが、別解が話題になることは少なかった。しかし作者の意図が両方のゴールを楽しんで欲しいのはメッセージでも明らかであるし、それが知る人は知るだけの存在では勿体ないので、パズラボWebShopがリニューアルOpenしたことを祝して紹介した。
【HUZZLE・CastPuzzleの最新記事】