2017年12月23日

やることなすこと全て裏目。されどキャスト トリニティ。

 
 近ごろ低迷が著しい「はずる」が、またまたやらかした。恐らく、その影響は後世まで語り継がれることになる大悪手である。

キャスト トリニティ

 新作キャスト トリニティ(CAST TRINITY)の販売手法があざとい。そのキーワードは「定価販売」である。新作については色々なサイトが予約を受付けていたが、唯一17年12月発売予定の販売店で10月下旬に予約した。ところが公式Twitterで12月15日に「明日12月16日から、Amazonさんで先行販売!」ときた。その上、その理由の説明は一切なし。

 当然12月16日からはAmazonでは通常に販売されている。2〜3日は予約販売店からの発送のメールを待っていたが残念ながら音沙汰はない。仕方がないので確認のメールを送ったが、返ってきたのは素っ気なく不愉快さが漂う「一部サイトでは先行販売を行っているようです。何卒よろしくお願いいたします」。本意ではないがキャンセルさせて頂いた。

 問題はここから。Amazonでの現在の販売価格は定価の1,382円である。ちなみに「はずる」の前作のキャスト ドットは33%OFFの923円である。同じ難易度6のキャスト インフィニティでも842円で買うことができる。尋常な販売方法でないことはご理解頂けると思う。多分他の販売店も売り始めたら値段を下げるだろう。公式Twitterでは「来年1月発売」とされているから、仮に1月下旬販売ならあと一ヶ月もある。酷い話である。

 「はずる」発売元HANAYAMAの公式ホームページによると、キャスト トリニティの販売日は2017年12月になっているから会社ぐるみであろう。よくもまあ、こんなにも不公正で不平等で不明朗で薄汚い商売をするものだ。

 前からHANAYAMAは変なところがある会社ではあったが、この4、5年前からの迷走は厳しい。今回の件も、あらかじめAmazonにて先行販売することをアナウンスしていれば、まだ救いがあっただろう。けれどもAmazon以外でも予約を受け付けている。たかだか千円程度の商品で予約を受け付けたのはいいが、苦情を言われたりキャンセルされたり、その上に悪印象を持たれたりでは踏んだり蹴ったりである。こんな仕打ちを受けて今後も喜んで「はずる」を販売してくれると考えているなら阿呆そのものである。まして独占の弊害を知らぬなら救いはない。

 本当に、やることなすこと全て裏目で悪手の連続であり理解の範疇を超えている。将棋では、悪手を2回続けたらまず勝てないと言われるが、このままでは先はない。情けない出来ごとはざっと思いつくまま記してもいくらでもある。

 1.最大の痛恨事はCastPuzzleのブランドを捨てたこと。
 2.一番の罪は数多い名品力作キャストパズルの廃盤。
 3.感性が世間と大きく乖離している(チェス)プレミアムシリーズ。
 4.恥知らずの鈍感はウルトラ(マン・セブン)シリーズの二番煎じ。
 5.最近で苦笑したのはキャスト インフィニティでの解法手順数誇張。
 6.賛否はあるかもしれないがメールによる解答図の配布の見識の浅さ。
 7.「日本はずる協会」の存在。一私企業の任意団体に「日本○○協会」と名付ける大仰さと鈍感と違和感。相撲道も真っ青だろう。

 嗚呼どこまで続く泥濘ぞ。

CAST TRINITY

 されど、キャスト トリニティ。確かに難しい。けれども、もう燃えないし夢中にはなれない。キャスト ラディックスに出会った時の情熱とは雲泥である。CastPuzzleのファンだったのはイメージを含めてのことだったのかと痛感する年の瀬の冬らしく厳しい寒さである。

飛鳥寺

 さらば昴よ、さらば破狡よ。


posted by 工房藤棚 at 20:01 | Comment(3) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle

2017年07月08日

点は線に、更にパズルに、キャスト ドット。

 
 「はずる」の新作キャスト ドット(CAST DOT)が手に入った。17年7月8日発売予定でAmazonに予約してあったのだが、その当日に配達された。

箱 表

 キャスト ドットは、キャスト チェーンなどのオスカー・ファン・デフェンター氏と並んで「はずる」の2大作家と評価しているAkio Yamamoto氏による待望久しいものでLEVELは2である。

箱 裏

 予想していたイメージより小さくまとまっていたCAST DOTは、黒と銀色の同型が組み合わさったもので、それぞれ9個のドットと2個のキノコの頭形からなり、初期状態から上下方向にも左右方向にも動かすことができる。

キャスト ドット

 同じ形でもそれが色違いで、更に黒色にはHANAYAMAが、銀色にはDOTが刻印されているので裏表が明確である。それは易しさにつながり優しさでもある。両方とも同色で両面に刻印したバージョンも違ったコンセプトとなりキャス ドット2として面白い商品として通用するだろう。

HANAYAMA

 難易度2だからといって決して安易に取り組んではいけない。Yamamoto氏特有の有機質で繊細で絶妙な操作を要求する手順は一筋縄ではないことを予感させる。更に最後には驚きの秘密が秘められていた。

CAST DOT

 その上キャスト ドットは外すことと戻すことの両方とも同じように苦労する。個人的には戻すことの方が難しかったが、人によって意見が分かれるだろう。そして、その試行錯誤により吃驚の手順を発見した。

はずる

 ゲームレベル2の所以は、まるでマジックのように僅か2回の操作でクリアできることだろう。その鮮やかさはキャスト リングにも匹敵する爽快さであるが、その手順を最初から発見することは困難だろう。但し、どんな動きを一手と数えるのかは色々な判断があるだろうし、単純な動きだけではないのは当然である。

CastPuzzle倶楽部

  何回挑戦してもその度に味わう摩訶不思議感覚は、C環の魔術師であるYamamoto氏の面目躍如である。それは初心者から腕に覚えのある強者まで全ての人が楽しめるものであり、特に「はずる」入門者にとって最適な一品が加わったことは間違いない。
 

posted by 工房藤棚 at 21:20 | Comment(1) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle

2017年06月05日

日本語でお願いします。

 
 「はずる」のウルトラマンシリーズ4作がAmazonにて予約受付となっている。

薔薇


 それは「ウルトラマン 科学特捜隊流星マーク【難易度レベル1】」、「ウルトラマン ベーターカプセル【難易度レベル3】」、「ウルトラセブン ウルトラ警備隊エンブレム【難易度レベル4】」、「ウルトラセブン ウルトラアイ【難易度レベル5】」である。

薔薇

 それらの写真を見ると、オリジナルはCastPuzzleに少し興味がある人なら大体見当がつく。仕掛には新鮮さがないのだが定価は二千円以上であり、購入対象者は限られてくるだろうから厳しさが漂ってくる。その上ウルトラアイのはずる後の写真アングルには言葉を失った。このパズルに対しての鈍感と無神経さはどこからくるのか。意識なのか感性か、意欲なのか資質か、管理なのか体制か。いずれにしろ投げ遣りで危うい。

薔薇

 キャスト シリンダーはかなりのお気に入りであり、唯一購入意欲が湧いた「ウルトラ警備隊エンブレム」は「在庫あり」となっていて、お届け日が6月6日〜8日だったので早速注文した。売主はAmazonマーケットプレイスの「トイスタジアム」である。そして、今日メール【重要・お手数ですがご確認をお願い致します】が届いた。

薔薇

 メール全文を通して奇妙な丁寧丁重さで更に単語が重複し、ここまで日本語が不自由だと不愉快さや悲しみを突き抜けて苦い笑いを笑った。名誉のために一部のみを紹介すると『大変申し訳ございませんが最短での発売予定日が2017年8月26日となり、ご注文より1ヶ月以内の発送が困難となります為、この度のご注文をキャンセルにてお願いをさせて頂ますようお願い致します』。

島田バラの丘

 今までに、…を…にてお願いをさせて頂きますようお願い致されたことが無かったので、何をどのようにすればよいのか理解し難い。それより、もういらない。
 

posted by 工房藤棚 at 19:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle
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