2017年02月18日

もしもキャスト シフトがCastPuzzleだったならば。

 
 「はずる」の新作キャスト シフト(CAST SHIFT)が2月18日に発売になった。GAME LEVELは3であり萌黄色の外箱の右下には、御丁寧にも斜めに「はずすパズル」と書かれている。

キャスト シフト
 キャスト シフトは年の初めにはAmazonにて予約を受け付けていて、2月中旬を楽しみにしていた。だが公式Twitterでは2月1日に「3月発売を予定していましたが、まさかの前倒しで、2月中には発売できそうです」と意味不明な発表があった。他人事ながら不可解な対応で心配していたが、無事手にすることができた。

CAST SHIFT
 それにしても難易度3であるので、難しさは予想がつくが、更に御丁寧な外箱の説明文は甘い。緩いとも言えるしメーカーはターゲットを随分と下げているのだろうが、かなりズレている気がする。

キャスト
 「SHIFT」と「HANAYAMA」が刻印されている、それぞれの2枚は同形であり、その上2種類もほとんど同じ形状であるが、わずかな違いが味噌であるのは見当がつく。

シフト
 4枚のピースが井桁に組み合わされていて、特定の方向にはかなり自由に動くので「はずす」ことは難しくない。その上外し方は一つだけではないので、運が良ければ文字通り「一瞬」である。

CAST
 そうしたら直ぐに4枚をバラバラにしてしまおう。それから「はずすパズル」の重要な任務を遂行し終えた満足感に浸ってコーヒータイムにしよう。落ち着いたら2枚のみにある中央の謎の穴の意味をじっくり探ろう。

SHIFT
 戻し始めてシフトのLEVEL3が伊達でないことを悟るだろう。もう二度と戻すことが出来ない恐れに怯えるだろう。前後でも左右でも可能な理屈を知るだろう。「はずる」の前は「キャストパズル」であったことを思い出すだろう。

キャストパズル
 外すことより元に戻すことが難しいパズルはいくらでもある。戻すことによって愛着が深まるパズルは沢山ある。キャスト シフトはまさしくそれで、外す容易さや時間で評価されたら辛い。紛れの多い不思議感覚は名品キャスト デビルに通じるものがあり、初心者の入門用にも適切であろう。

CastPuzzle
 今更書いたところで詮無いことは充分承知しているが、「はずる」はいかにも「はずすパズル」イメージが強過ぎる。残念ながら象徴的なキャスト ダイヤモンドしかり、本キャスト シフトには「はずる」は似合わない。
 

posted by 工房藤棚 at 21:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle

2016年12月18日

帰ってきたウルトラマン キャストマーブル。

 
 ウルトラマンがゴールドとシルバーとピンクのカラフルなキャスト マーブル(CAST MARBLE)で帰ってきた。

ウルトラマン
 ウルトラマンシリーズ放送開始50年を記念して500個の数量限定でシリアルナンバー入りである。

キャスト マーブル
 当然ながらカラー以外はノーマルのキャスト マーブルと同じものである。

CAST MARBLE
 改めてマーブルを持ち出してきて遊んでみると、本当にこれはキャストパズルの代表作だと再認識させられた。

はずる
 ウルトラマンには特に思い入れはないけれども、半世紀も愛され生き続けたキャラクターも大したものである。
 ULTRA50のロゴが面白いデザインでお洒落である。

ウルトラマン マーブル
 価格は¥1,706と通常の「はずる」より割高であるが、総売上は1,706*500=853,000と軽自動車一台分にも満たない。商売で儲けるのはなかなか大変である。

CastPuzzle倶楽部
 数量限定なので残念ながら今からでは入手できない。パズル自体が傑作なので、貴重な「はずる」として伝説となるかも知れない。
 

posted by 工房藤棚 at 12:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle

2016年11月13日

パズルの面白さと楽しさをキャスト ダイヤルで考えた。

 
 ハナヤマよりキャスト ダイヤル(CAST DIAL)が、予定通り11月12日から発売になっている。キャストパズルを「はずる」とシリーズ名の変更が行われて早4作目であり、順調なペースの新作である。

キャスト ダイヤル
 ゲームレベルは4であり、作家はVesa Timonen氏である。氏は前作キャスト インフィニティの作者であり、キャスト シリンダー、キャスト ドーナツ、キャスト ループなども彼の手になるものである。

CAST DIAL
 キャスト インフィニティは、毀誉褒貶の激しいパズルとなってしまったが、彼にとっては非常に不本意であろう。ただ、時間が経てば必ず正当な評価を受け次第に多くの支持を集め続けるだろう。

はずる
 黒色のおむすび形の中には裏表両面にダイヤルが配置され、それは枠の中でスムーズに回すことが可能であり、ダイヤル同士の回転もほとんど抵抗はない。それは、商品の名称にもなっているので重要な動きをすることが予想されるが、その自由さや自然な動きは、このパズルが簡単でないことを予感させる。

キャスト
 まさに、その通りでありダイヤルは意味もなくまわるだけで何の変化もなく、進歩もなく、手応もない。きっかけもなく、ヒントもなく、情報さえもない。わずかにAmazonの商品の説明「まずは外見をしっかり見ないと一歩目さえ踏み出せないかも!?」。
 それにしても、初手がこんなにも手掛かりを与えないパズルも珍しいだろう。それからも『ただ進むだけではなく、時に一歩下がることも重要である』。

ダイヤル
 個人的には、「内部構造の”読み”で挑む」―からくりボックス系は好きなタイプなので、救いのない時間さえ苦痛ではなく、それはそれで楽しめるから全然問題ないが、人によっては理不尽な難しさと捉えられるだろう。
 そうして、外すことができて、ダイヤルの内部の仕掛けはと見ると形は単純だが、簡単には思いつかないもので理屈は何とはなく理解できないこともないが奥は深い。それは、おむすび枠との組み合わせの妙で、その発想の次元の高さには恐れ入った。

キャストパズル
 もし自分が初心者ならば、キャスト ダイヤルを面白いと遊べるだろうかと考えると、難易度を別としても、やはりキャスト チェーン(CAST CHAIN)やキャスト エニグマ(CAST ENIGMA)などとは異質の世界であるのは確かである。
 今はもう廃盤となってしまったキャスト キー(CAST KEY)は、妙に懐かしく時々無性に遊びたくなる。改良されより難しくなったキャスト キーUでは薄い愛着がある。キャスト フラグ(CAST FLAG)も捨て難い。最初マリンシリーズで登場し、後に大きく精密にリニューアルされたキャスト シーホース(CAST SEAHORSE)やキャスト スターフィッシュ(CAST STARFISH)をはじめとする6部作。キャスト ビオロン(CAST VIOLON)の角と丸が自然に馴染む調和。それは、優しく穏やかで静かである。
 AkioYamamoto氏の永遠の名品三部作であるキャスト ヴォルテックス(CAST VORTEX)、キャスト ラディックス(CAST RADIX)、キャスト バロック(CAST BAROQ)。Vesa Timonen氏のキャスト ループ(CAST LOOP)やキャスト ドーナツ(CAST DONUTS)。更にキャスト マーブル(CAST MARBLE)さえも。みんな、みんな柔らかい。そこにあるのは余裕と遊びとゆったりとした温もりである。芯が真っ直ぐであり華麗で洗練され、その上に颯爽としていて格好良い。 そう、外連味や嫌味とは対極の「粋」なんだ。問われるのは「美しいか」が全てである。

CastPuzzle倶楽部
 一歩目さえ踏み出せない人へのヒントは、やはりダイヤルの外観をしっかり確認し、枠の動きを推測し理解して、僅かな変化を見逃さず、最後は諦めずに考え挑戦し続ける自分を愉しむことだろう。

解き進める
 番外:「はずる」チームは実は一人なんだろうか。上の11月13日現在のHANAYAMAのホームページの商品説明「説き進める」とは何かと思ったら、箱裏の説明書きでは「解き進める」で納得した。
 

posted by 工房藤棚 at 14:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | HUZZLE・CastPuzzle
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