2017年06月25日

 雨ニモマケズ。

 
 今日、静岡県知事選挙にて川勝平太氏が3選を決めた。

紫陽花 ききょう寺

 細かいところは正確でないかもしれないが、彼は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を愛読していたけれども「決して怒らず」を読み飛ばしていたと述べたと選挙中に報道されていた。それは、静岡市長などへの理不尽な言いがかりの笑えない言い訳であり、真心や誠意が感じられなくて残念だった。

桔梗 ききょう寺

  雨ニモマケズ
      宮沢賢治(原文は漢字交じりのカタカナ書きである)
  雨にもまけず
  風にもまけず
  雪にも夏の暑さにもまけぬ
  丈夫なからだをもち
  欲はなく
  決して怒らず
  いつもしずかにわらっている
  一日に玄米四合と
  味噌と少しの野菜をたべ
  あらゆることを
  じぶんをかんじょうに入れずに
  よくみききしわかり
  そしてわすれず
  野原の松の林の蔭の
  小さな萓ぶきの小屋にいて
  東に病気のこどもあれば
  行って看病してやり
  西につかれた母あれば
  行ってその稲の束を負い
  南に死にそうな人あれば
  行ってこわがらなくてもいいといい
  北にけんかやそしょうがあれば
  つまらないからやめろといい
  ひでりのときはなみだをながし
  さむさのなつはオロオロあるき
  みんなにデクノボーとよばれ
  ほめられもせず
  くにもされず
  そういうものに
  わたしはなりたい

香勝寺

 「雨ニモマケズ」の静かで穏やかで外連味のなさとは対極の人がまた県政を執ることとなる。それが県民の選択なら仕方がない。

香勝寺

 民は何を夢想し幻想を抱き、一体なに故に更なる停滞と混迷の道に迷い込こもうとするのか。
 

posted by 工房藤棚 at 21:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2017年06月09日

 TOSHIBAの終焉。

 
 TOSHIBAの終焉が近い。色々と感慨深いが、知る人は知るで、当然であり必然であろう。

蘭

 TOSHIBAに良い印象は一切無い。現在では撤退したが、個人的に関わりが深かった業界での製品は笑うしかないほど酷く、よくもまあTOSHIBAと名乗るものだと呆れていた。自分が知るノートパソコンはかっての有名ブランドとはほど遠い品質であり、今後はないだろうなと落日の悲哀に思うところがあった。病理は10年も20年も前から抱えていたのだろう。

蘭

 日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」での事故を見てご覧。切なくなる程の荒涼。想像を絶する「想定外」。それは直接TOSHIBAとは関係ないが、何故か危うい事故があると連想する。

蘭

 今後、原子力関連を含めてTOSHIBAに期待するのは無茶だろう。実はそれをTOSHIBAが一番承知しているような気がする。
 

posted by 工房藤棚 at 22:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言

2017年05月31日

 誰が為に「民情を知る」。

 
 加計学園問題で「総理のご意向」文書をリークし、5月25日に記者会見を行った前川喜平前文部科学省事務次官の、マスコミを通じて伝わった卑しさと尊大さは時代を変えていくだろう。

ぼんぼり

 静岡新聞「論壇」の屋山 太郎氏の『「官僚内閣制度」残る文科省』の『記者会見を聞いて驚いたのは、役人が決めた規制を破ったことが許せないと本気で思っているようなのだ。記者会見では在職中、新宿の援助交際を仲介する出会い系バーに通って内閣府から注意された一件について質問された。「民情を視察するためだった」という。…民情を代弁するのは政治家であって、その政治家の意見を聞いて規制を作るのが官僚だと自覚してもらいたい。…前川氏は天下りをあっせんした責任を問われて文科次官を辞任させられた。 官僚制度改革の第一歩が天下り廃止で、各省はやむなく従ったが、文科省は全く無視した』。

大洞院

 5月31日。デイリー新潮は、菅義偉官房長官のオフレコ発言として「それにしても、よくあんなことが言えるよ。彼はその出会いバーに、50回も、100回も、繰り返し行ってるんだよ。店に出入りしたのが1回ならまだ話は分かるけどさ」。

蓬莱橋

 政治家は選挙という洗礼を受ける。ゆえに『政治家は民意を代表する存在でなければならない』し自制も効く。だから、余計にあの勘違いしていて不遜で嫌な雰囲気は辛い。
 

posted by 工房藤棚 at 21:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言
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