2017年04月02日

作業用将棋駒箱を作る。

 
 将棋駒を作る時に駒を置いておく箱を作った。

作業用駒箱
 目止め剤を塗ったり、漆を入れる時には駒の両面を同時に作業するので、平面に置くわけにはいかない。

作業用箱
 それはサランラップの芯を二つに切った筒が丁度良いのだが、もう少し格好良い物をと自作してみた。

呂色と生漆
 大きさは内寸で250*235で、半筒を5本並べた。筒は排水用塩ビパイプ「VU 40*500」内経43mmを半分にカットした。枠は杉材で1000*10*40を適当に加工した。その他接着剤などが必要であるが千円と少しで済む。

作業用駒箱と将棋駒
 当初の予定では塗装などは考えていなかったが、塩ビの灰色は無粋である。そこで駒作りに使う漆があるので枠は呂色を、筒は生漆を塗り重ねてみたら必要以上にお洒落に仕上がった。更に、漆の扱いに慣れることができたし、その不可思議さと品と味を実感した。

作成途中源兵衛清安
 実際に駒を入れてみると予想を超える趣で満足である。第三作目の源兵衛清安も彫りの出来はともかくとして見映えするようだ。
 

posted by 工房藤棚 at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 将棋駒

2017年03月29日

情けは人の為ならず。

 
 「情けは人の為ならず」を「情けをかけるとその人のためにならないので、かけないほうがよい」と解釈するのは誤りであるのは、ようやく常識になりつつあるだろう。

身延山
 けれども、新明解「故事ことわざ辞典」の『情けを人にかけるのは、その人のためになるだけでなく、いつかめぐりめぐって自分によい報いが返ってくるものだということ。善行は結局自分にも返ってくるものだから、人には親切にせよという教え』もしっくりこない。

久延寺
 新渡戸稲造先生の言葉に次のようなものがあるそうだ。打算の匂いは消され心が整理される。

五重塔
「施せし
 情けは人の為ならず
 己がこころの
 慰めと知れ
 我
 人にかけし恵は忘れども
 人の恩をばながく忘るな」。
 

posted by 工房藤棚 at 22:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年03月27日

一寸先は闇か「出国した人は自力で対処を」。

 
 格安旅行会社「てるみくらぶ」が27日に東京地裁に破産を申請し認められたそうだ。負債額は151億円にのぼり、その会社のツアーを利用して海外渡航中の旅行者は約2500人という。今後の「出国した人は自力で対処を」は厳しい。

下り階段
 色々と言葉が浮かぶ。「安い物は高い物」。
 古人も知っていた。「安物買いの銭失い」。

冨士浅間神社
 生憎ながら「一寸先は闇」は人の世の常である。不意に浮かんだのは非情であるが、我が山本夏彦師がよく引用していた西洋の諺「ロバが旅にでたところで馬になって帰ってくるわけではない」。

新倉山浅間公園
 理不尽な仕打ちを受けた皆様が無事帰国できますよう心よりお祈り致します。
 

posted by 工房藤棚 at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 山本夏彦
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